4回目の新型コロナワクチン接種始まる “3回目”と“4回目”混在も 現場は慎重に対応
25日から新型コロナワクチンの4回目接種が始まりました。
4回目接種を受けた人(75)
「持病がこの年になると、いろいろ出てきましてね。ワクチンを打っていただくのは本当にありがたい」
4回目接種を受けた人(65)
「抗体価が下がってくると感染率が高くなるので、自分の体を守るためと、他人にうつさないために」
60歳以上の人のほか、18歳以上の基礎疾患のある人などが対象で、3回目接種から5か月を経過すると受けることができます。
東京・江東区の集団接種会場では25日朝、いつも以上に緊張感が高まっていました。
集団接種会場の統括責任者
「きょうは3回目と4回目の方が混在する。プレ受付の段階で、そこはしっかり確認して…」
25日から、3回目接種と4回目接種の人が混在して訪れることになります。
集団接種会場のスタッフ
「もし4回目の方がいらっしゃったら、必ず4回目ということをリーダーに言ってもらって…」
現在、接種間隔が3回目は6か月、4回目は5か月となっていて、それよりも早く接種するようなことがないよう、慎重に準備が進められていました。
江東区 新型コロナウイルスワクチン接種推進室 根本将司課長
「本日からスタートになったという話も、20日金曜日に初めてわかったので、もう少し情報がいつから始まるか早くわかると、もう少しスムーズな対応ができたかなと」
江東区では18日に、600人ほどに接種券を送付したばかりだといいます。
松野官房長官は、「重症化を予防するため、対象となる方は時期が来たら、できる限り早くワクチンを接種いただくようお願いしたい」と呼びかけています。
4回目接種は、自治体によって接種券の配布や予約方法が異なるため、注意が必要です。