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明智光秀が築いた“幻の城”か…坂本城とみられる堀と石垣を発見 「幻が現実になりつつある」

2024年2月7日 22:02
明智光秀が築いた“幻の城”か…坂本城とみられる堀と石垣を発見 「幻が現実になりつつある」

戦国武将・明智光秀が築いた“幻の城”のものとみられる、堀と石垣が見つかりました。

滋賀県大津市で見つかったのは、高さ1メートル、およそ30メートルにわたる石垣と、幅およそ8メートルの堀です。戦国時代に明智光秀が琵琶湖のほとりに築いた「坂本城」の三の丸のものとみられます。

「坂本城」は痕跡が地上にはなく、琵琶湖の中からしか見つかっていないことから、「幻の城」とも呼ばれていて、城の一番外側にあたる外郭部分が見つかるのは、今回が初めてです。

大津市文化財保護課・岡田有矢さん「歴史的、学史的な価値はものすごく大きいものになると考えている。“幻の城”とよく言われたが、その幻が現実になりつつあるという実感」

今週末の10日(土)、11日(日)に一般向けの説明会が行われます。

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