バス車内に“猟銃と爆発物を持った男” 警視庁がバス事業者と連携して制圧訓練を実施
東京・八王子市でバスの運行中に猟銃と爆発物をもった男が現れたことを想定した制圧訓練が行われました。
1日、八王子市で警視庁と神奈川中央交通が連携して行ったのは、男が猟銃と爆発物をもって運行中のバスに乗り込み、運転手を脅迫して現金を要求するという想定の訓練です。
バスの運転手が非常ボタンを押したことで、電光掲示板に「緊急事態発生」という文字が表示され、その文字を見た人が110番通報。
通報をうけた警察官らが現場に急行し、猟銃を持ってバスから降りてきた男に警察犬が飛びかかって確保していました。
その後、爆発物処理班が車内に置かれた爆発物を、ロボットを遠隔操作するなどして処理していました。
警視庁・南大沢署の堀口栄二署長は「官民一体となって安心・安全につとめていきたい」としています。