ガーシー被告に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決 東京地裁「被害者らの人生を脅かす犯罪」
俳優らを常習的に脅迫した罪などに問われているガーシーこと東谷義和被告に対し、東京地裁は14日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
前参議院議員のガーシーこと東谷義和被告は、2022年、YouTubeに配信した動画で俳優の綾野剛さんなどを常習的に脅迫した罪などに問われています。
東京地裁は14日の判決で、ガーシー被告に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
東京地裁は、脅迫行為の常習性を認めたうえで、「自らを安全圏に置きながら反論のすべをもたない被害者らに誹謗中傷の波を浴びせかける犯行は卑劣かつ悪質」「被害者らの人生そのものを脅かす犯罪であった」と指摘しました。
一方で、「遅まきながらも被害者らの傷の重さを理解し反省の弁を述べている」などとして、執行猶予付きの判決としました。
ガーシー被告は言い渡しのあと、傍聴席に一礼し、法廷をあとにしました。