海岸に大量のイワシ 数千トン規模か 拾いにくる人も… 北海道函館市
7日から、大量のイワシが北海道函館市に押し寄せています。イワシは8日も波に乗り、海岸に打ち寄せ続けています。函館市によると、その範囲は約1.5キロ。量は数千トン規模とみられています。
記者(8日午前10時ごろ)
「大量のイワシが打ち上げられて一夜がたった函館市の海岸です。改めて海を見てみますと濁っているのが分かります」
「魚が漂着している」と市に連絡があったのは7日のことです。
記者(7日)
「波ではなくイワシが打ち寄せてきています」
なかには…
記者(7日)
「イワシだけじゃない。これはサバ」
8日は波の勢いは少し収まり、海岸で市の職員が状況を調査していました。そんな中、近所からイワシを拾いに来た人もいます。
記者
「1日たってるけど大丈夫?」
北海道立函館水産試験場は、魚がどのような状態で死んだのか、はっきりしていないため、食べることは推奨していません。北海道と函館市で、処分方法などが協議されましたが、魚の量が膨大なため、結論には至っていないということです。