土砂が住宅に、土石流が住宅地直撃…九州北部で大雨 福岡・佐賀・大分で5人死亡、4人行方不明
記録的な大雨となった九州北部では土砂災害や川の氾濫が相次ぎ、福岡、佐賀、大分の3県でこれまでに5人が死亡し、4人が行方不明になっています。
佐賀県唐津市では、土砂が住宅を押しつぶして住人3人が巻きこまれ、70代の女性1人が死亡したほか、福岡県久留米市でも大規模な土石流が住宅地を直撃し、1人が死亡しました。
一方、大分県では中津市耶馬溪で7日からの総雨量が429.5ミリと、わずか4日で平年の7月1か月分の雨量を上回る記録的な大雨となりました。この雨で山国川が氾濫し、50代の女性が川に流され行方不明になるなど、大分県内では、男女合わせて2人が行方不明です。
一連の大雨で、これまでに九州北部の3県で5人が死亡し、4人が行方不明になっています。