1都3県“宣言”初の週末 各地の観光客は
1都3県に緊急事態宣言が出されてから初の週末となり、観光地の人出は少ないものの、去年の宣言のときよりは多く感じるといった声も聞かれました。
都内の観光地、浅草。3連休初日としては観光客の数は少ないものの、訪れた人からは意外と多く感じる、といった声も聞かれました。
40代会社員「(人の量は)少ないとは思うんですけど、前回の緊急事態宣言の時の方がもっと少なかったと思う」
30代会社員「前回は営業していなかったところがあったり多かったんですけど今回は飲食以外でスーパーだったりとかデパートはまだ営業中ということで、そんなに前みたいに厳しい感じはしなかった」
一方、例年この時期は観光客でにぎわう神奈川県有数の温泉地、箱根町では、9日は列車から降り立つ人の数はまばらです。商店街でも観光客の姿はほとんど見られず、シャッターを下ろしたままの店もありました。
一方、都内の労働組合では飲食店などで働く人を対象とした電話相談が行われていました。電話相談は度重なる時短要請や2度目となる緊急事態宣言を受けて行われたもので、主催した組合によりますと、休業や解雇などに関する相談が多かったということです。