新型コロナウイルスの感染者数が増えていて、「“第8波”の入り口に差し掛かっている」との指摘も出ています。年末年始の過ごし方に影響は出るのでしょうか。忘年会の予約が徐々に入り始めているという飲食店では、第8波を前に、今年の予約には“ある傾向”があると話します。

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東京・新橋で、最近の新型コロナの感染者数について聞きました。

70代
「きのうも、かなり増えてたよね」

40代
「（全国できのう）8万人上回っていたので、『また上がってきたな』と感じています」

警戒し始めている人がいる一方、「あまり気にしていない」という人も少なくないようです。

20代
「あんまり（感染者数）見ていないですね」

20代
「最近、周りの人ともコロナの話って、そこまで重要視していない印象がある」

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9日、東京では新たに9012人の新型コロナの感染を確認しました。前の週と比べて2665人増加しています。

感染者は全国的にも増加傾向となっていて、全国の新規感染者数は、前の週の曜日を上回る日が多くなっています。9日、全国では新たに8万7410人の感染が確認されました。中でも、北海道では8日、9136人と過去最多の感染者数となっています。

迫りつつある、第8波。先月スタートしたばかりの全国旅行支援に加え、これから迎える年末年始…すでに予定を立てている人の意見も様々です。

40代
「元旦に、熱海の方に旅行に行く予定ではある。このまま増えていくと怖いな、考えないといけないかなと」

20代
「実家からも『帰ってきてもいいんじゃない』と言われているので、今年は帰ろうかなと」

20代
「最低限守ってれば大丈夫かなと。マスクだったり、手洗いうがいとか」

50代
「10人くらいで（忘年会）。知っている環境の中で生活している人であれば、お互いの感染意識が同じなので、今年は集まってやってみようかなって」

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忘年会の予約が徐々に入り始めているという飲食店では、第8波を前に、今年の予約には“ある傾向”があると話します。

根室食堂・平山徳治店長
「まず、大人数の予約というのは、ほとんどないのに近い。気の合う人たちで予約をいただいているという風潮。忘年会シーズンですから期待はしたいんですけど、感染が拡大するとなれば、期待も覆されるのかなという不安はあります」

政府は今後の対応について、秋以降の感染拡大がオミクロン株と同じ程度であれば、新たな行動制限は行わないという認識を示しています。