2週間後に第7波のピーク超えも…強い警戒感 厚労省専門家会議
新型コロナウイルスの感染状況を分析する厚生労働省の専門家会議が開かれ、現在の感染拡大の速度が続けば、2週間後には、この夏の第7波のピークを超える可能性も想定されるとして、強い警戒感が示されました。
加藤厚労相「仮に現在の増加傾向が前回の感染拡大と同様のスピードで継続した場合、2週間後には前回のピークを超える可能性も想定されている」
9日午後4時半から始まった厚労省の専門家会議では、全国すべての都道府県が直近1週間で、増加に転じたと報告されました。
加藤厚労相は、「感染者数の増加傾向は今後も継続し、いわゆる第8波に繋がる可能性もある」と指摘し、今月中に発熱外来やオンライン診療など医療提供体制を強化し、オミクロン対応ワクチンの早期接種を呼び掛けていくと述べました。