一転…“スペルミス”ビールそのまま発売へ
12日発売されるはずだったサッポロビールの商品。出荷直前に『重大な間違い』が発見され、発売中止となりました。しかし一転、あることがきっかけでこの誤ったパッケージのまま、商品を発売することが決まったのです。そのワケとは…?
12日発売されるはずだった、サッポロビールの商品。開発期間およそ1年の肝いり商品でしたが、先週、出荷直前に『重大な間違い』が発見され、発売中止となりました。
なんと、おなじみの「ラガー」のスペルに間違いが。正しくは、4文字目がAではなくEです。
―サッポロビール広報担当者:チェック態勢は通常商品と同じでしたが、スルーしてしまった。
パッケージの間違いで発売中止になるのは140年以上のサッポロビールの歴史で初めての事。
しかし一転、あることがきっかけでこの誤ったパッケージのまま、商品を発売することが決まったのです。そのワケは…。
消費者「販売した方が良いと思います。缶だってもったいない」
消費者「スペルが間違っている周知をさせて販売するのであれば構わない」
『そのまま発売した方が良い』という消費者の声が、SNSなどで集まったのです。
―サッポロビール広報担当者:パッケージ変更やビールをつめ直すのにはとても時間がかかる。多数の後押しを頂き感謝申し上げたい。
店頭にビールが並ぶのは来月2日。スペルが間違っている旨の注意書きを行うということです。