×

【解説】地点ごとの人口、去年からの推移は

2021年1月15日 5:19
【解説】地点ごとの人口、去年からの推移は

新型コロナウイルスによる影響で、駅や市街地などでの「人口」はどのように変化しているのか、日本テレビの特設サイトで場所ごとの人口の推移を確認してみました。

【人口の増減をグラフで見る】
日本テレビの特設サイト『新型コロナウイルスとわたしたちの暮らし』にある「データとグラフで見る新型コロナウイルス」というページで「都市別人口変動」を選ぶと、新型コロナウイルスによる影響で駅や市街地などでの「人口」はどのように変化しているのかを確認することができます。

画面左側の地図に表示される各地点のポイントをクリックすると、右側にグラフが表示されます。このグラフは、感染拡大前の人口の平均値を0%としたときの今の数値になります。毎日午後3時に更新され、その場所ごとの人口の推移を確認できるようになっています。

■東京各地の人口推移は

たとえば東京の品川駅では、1回目の緊急事態宣言が出ていた去年4月26日で、マイナス74.6%を記録。目指していた、人との接触8割減に近い数字でした。しかし、6月以降は減少も緩やかになり、今年1月14日はマイナス50.8%となっていて、前回の緊急事態宣言が出ていた時に比べ、大幅に人の動きが増えています。

サラリーマンの多い丸の内では、去年の6月以降、徐々に人が戻り、10月以降は感染拡大前の平均値を超す日も増えてきています。今年1月14日もマイナス45.1%と、あまり減ってはいないようです。

続いて渋谷センター街では、マイナス30%~40%程度と人の数は減少しているものの、一定数以上は減っていないということがわかります

■川崎の人口推移は

さらに神奈川県の川崎駅では、去年5月6日にマイナス69.3%に下がって以降、すぐ人の流入が多くなり、夏頃から感染拡大前の人口の平均値を超えたり、やや下回ったりを繰り返していて、感染拡大前とほとんど変わっていないことがわかります。

人との接触を減らすことで、新型コロナの感染は減らせます。しかし現在、多くの人の間で新型コロナに対する恐怖心が薄れてしまったようにも思えます。

逼迫してきている医療現場を助けるためにも、これ以上、感染者を増やさないようにしましょう。皆さんの行動と気持ちが大切な命を救うことにつながります。

24時間ライブ配信中
日テレNEWS24 24時間ライブ配信中
logo

24時間ライブ配信中