道路陥没受け下水道管を緊急点検 埼玉3か所で新たに腐食など確認
埼玉県の道路陥没事故を受け、全国で行われた下水道管の緊急点検の結果、埼玉県で新たに、3か所で腐食などが確認されたことがわかりました。
埼玉県八潮市の道路陥没事故では、下水道管が腐食し破損したことが原因とみられています。
これを受け国交省は、今回、事故が起きたものと同様の大型の下水道管がある7都府県を対象に、緊急点検を要請していました。
その結果、東京や大阪など6都府県では異常は確認されなかったものの、埼玉県で新たに3か所で異常が確認されたことがわかりました。
このうち一か所は管路の破損、残りの2か所はマンホール内の腐食が確認されたということです。
一方、下水道管が原因の空洞は、確認されませんでしたが、下水道管が原因ではないものの、補修の緊急性が高い空洞が、埼玉県、奈良県でそれぞれ2か所、東京都、神奈川県で1か所ずつ確認されたということです。
国交省は、21日に対策検討委員会を設置して、点検方法や点検の頻度などについて議論していくとしています。