おうち時間“こだわりの味”焼き台も一緒に
増えるおうち時間を、どう楽しむか。悩んでいる人は多いと思います。本店がハワイのハンバーガーショップなど、こだわりの味を、おうちで楽しめるサービスが登場しています。
炭火の上で、じっくり火を通す焼き鳥が自慢の「観音坂鳥幸」。
焼師・小林弘尚さん「炭火の強いところ、弱いところと使い分けながら」
職人の絶妙な焼き加減が楽しめるのは、お店ならではですが、感染拡大の影響などで、お客は減少しているといいます。そこで、店こだわりの地鶏などを使った、焼き鳥を家で食べられるセットを販売しています。ただ、おうちに届くのはこれだけではなく。
鳥幸通販事業部マネージャー・高原正弘さん「オリジナル焼き台というものがありまして」
店の焼き加減を再現できるよう、今回特別に開発した焼き台もセットにすることができるのです。さらに、炭火の風味を加えるため特製のオイルをつける工夫も。そのお味は、口の中で香ばしい炭の香りが広がります。今年に入り、再び売れ行きが伸びているといいます。
高原正弘さん「ご自宅で楽しんでいただく文化が、根付いてきたところもあるので、お店でも楽しんでいただき、ご自宅でも地鶏銘柄鶏の焼き鳥を楽しんでいただければ」
ハワイに本店を構えるハンバーガーショップの味も、おうちで楽しめます。
テディーズビガーバーガーズ副統括・宇山賢治さん「メガモンスターというお肉が5枚入った、お持ち帰りでもできない商品」
店ではテイクアウトできないハンバーガーを、おうちで作れるといいますが、その難易度は…。
宇山賢治さん「どうなんですかね…、焼くだけなのでそこまでは…」
一体どんなものなのか、スタッフが作ってみました。まずはお肉に15種類のスパイスをふりかけ、フライパンへ。
そして、オリジナルのソースと自分で用意したお好みの野菜などを重ねていくと、完成したのは、高さおよそ20センチの「メガモンスターバーガー」です。チーズなどを入れて、自分好みの味にアレンジもできると人気だといいます。
飲食店などを手がけるワタミの宅配サービスでは、新たな動きが。22日から始まるのは、7種類以上の野菜や果物を詰め合わせたボックスの宅配です。
ワタミ宅食営業推進部・芦野恵理子さん「新型コロナウイルスの拡大によって、食材を自宅まで届けてほしい、というニーズが高まっていると感じています」
高まるデリバリー需要に対応するだけでなく。
芦野恵理子さん「家庭になじみがありながら、有機で栽培した安全安心な野菜であったり」
自社農場で育てた有機野菜などに、こだわっているといいます。
また、ある食材にこだわった店でも、先週からオンライン販売を開始。箱に入っていたのは「梅」!実はこれ、梅酒で有名なチョーヤが手がける梅シロップのキット。作り方は、一緒についてくるボトルに材料を入れるだけ。1週間ほどで梅シロップが完成し、ソーダなどと割って楽しめます。
チョーヤ梅酒・菅健太郎さん「長年梅に携わってきている私たちなので、そこだけはこだわりを強く持っていまして、品質に関しては自信を持ってお送りしています」
専門店のこだわりの味。おうちで楽しめる機会が増えそうです。