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増えた“おうち時間”快適に過ごす商品続々

2021年1月11日 21:31
増えた“おうち時間”快適に過ごす商品続々

1都3県では、再びの緊急事態宣言で、在宅勤務が強化されています。感染拡大を抑えるため、不要不急の外出自粛が求められる中、増えたおうち時間を、快適に過ごすための商品が人気を集めています。

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冬本番を迎え、11日も東京都心などでは本格的な寒さとなる中、大手スーパー「イオンスタイル幕張新都心」で人気商品だというのが。

イオンリテール・ホームファッション商品部 小河豊部長「今話題のテーブルタイプのこたつになっておりまして、テレワークに非常に便利な側面にコンセントとUSBポートを備えた」

家などでテレワークする用、いわゆる、在宅勤務向けのこたつです。元々、このこたつ、高齢者向けとして2019年から販売。

小河豊部長「コロナ禍でテレワークが非常に増えておりまして、その時に使い勝手がいいというふうに。この商品に関しては20代・30代の方のお買い求めが非常に増えております」

売り上げは前年に比べて、3倍から4倍ほどに伸びたといいます。

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コロナ禍でテレワークが進む中、カラオケ店「ビッグエコー五反田東口駅前店」では、テレワークができる場所を提供するプランも。

ビッグエコー・五反田東口駅前店 杉浦水菜美店長「カラオケルームは個室になりますので、周囲を気にせず電話・資料を広げることなどもでき、またWi-Fi環境も整っておりますのでオンライン会議などでも利用いただけます」

利用者は、去年の同時期に比べて10倍以上だといいます。

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都内のプラモデル店。ラジオコントロールカーなどが、例年に比べて2割ほど売り上げが伸びているといいます。さらに客層に変化も。

タミヤプラモデルファクトリー・新橋店ストアマネージャー 半谷孝道さん「ミニ四駆もラジオコントロールカーもそうなんですが、昔お父さん・ご家族がやられていたものを、お子さんと一緒に楽しもうという方が、お買い上げになられるのが多くなっています」

親子で買いに来たという兄弟は…。

「コロナで家にいる時間が増えたので工作がしたいなと思って。お父さんが『ミニ四駆どうかな?』っていって話聞いたらすごく良さそうだなと思って」

また、家にいる時間が増えたことで、より塗装にこだわる人も。

半谷孝道さん「戦車の筆では表現できない“ぼかし”縁の部分のそういったものを表現できる」

塗装に必要な道具も人気だといいます。

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一方で、こんな商品も人気に。

DCMホールディングス・広報室 関戸繁男さん「こちらがトレーニング用品の売り場になっております」

その中でも。

関戸繁男さん「年末から年始にかけまして、こちらのなわとびの需要が伸びております」

前年に比べ、売り上げは1.5倍に増えたといいます。

関戸繁男さん「ご自宅の時間が長くなったということで、運動不足を解消というところで、手軽に運動できるというところが1つ特徴なのかなと思いますけれど」

また、名古屋市で、なわとびを製造する会社の担当者は、なわとび人気について。

ベルテック専務取締役 鈴木啓子さん「1つはソーシャルディスタンスを保ちながらできる運動として学校で推奨された。またNiziUさんの“なわとびダンス”もはやりましたので」

9人組ガールズグループ、NiziUの「なわとびダンス」も大きく影響しているのではと話します。

コロナ禍の在宅商戦。今後どのようなものが人気となるのでしょうか?