福岡県では、新型コロナに感染後自宅療養していた６０代の男性の容体が急変し、搬送先の病院で死亡しました。

福岡県によりますと、６０代の男性は今月１５日に最高で３７．８度の発熱があり、その後も微熱が続くため、２２日にＰＣＲ検査を受け、翌日に陽性と判定されました。

男性はその時点では症状がなく、自宅で療養していましたが、２４日の深夜に呼吸が荒くなって救急搬送され、２５日未明に死亡しました。死因は分かっていません。

男性に重い持病はなかったということです。

福岡県は、男性が陽性と判定されたあとに入院しなかった理由について、「病床がひっ迫していたわけではなく、無症状だったため」としています。

福岡県内で自宅療養の陽性者が死亡したのは今回が初めてです。