ストーカー規制法“無断GPS”処罰対象へ
警察庁は、ストーカー規制法を改正し、GPS機器を使って、無断で位置情報を取得する行為などを、新たに処罰対象とする方針を固めました。
GPS機器を使って、相手の位置情報を無断で取得する行為をめぐっては、去年、最高裁が、現行のストーカー規制法の処罰対象には該当しないとの判断を示し、これを受け警察庁では、有識者検討会を開催し、規制のあり方について議論を進めてきました。
この検討会を踏まえ、警察庁は新たに法改正を行い、無断でGPS機器を取り付ける行為や、位置情報を取得する行為を処罰対象とする方針を固めました。
相手の持っているスマホにアプリを入れて、無断で位置情報を取得する行為も規制の対象にするとみられ、警察庁は、ストーカー規制法改正案を今国会に提出することにしています。