国民投票法改正案巡り今国会初の憲法審査会
憲法改正の手続きなどを定めた国民投票法の改正案をめぐり、衆議院の憲法審査会が今の国会で初めて開かれました。与党側が速やかな採決を求めたのに対し立憲民主党は慎重な姿勢を示しました。
自民党・新藤議員「国民投票法に関する議論に関しましては、速やかに手続きを進めるべきと考えております」
立憲民主党・山花議員「国民投票法には見直すべき大きなテーマが幾つかあり、当審査会において幅広に議論が深められることを望みます」
憲法審査会では国民投票法の改正案について、今の国会で始めて自由討議が行われました。改正案は、2018年の通常国会以来、7国会にわたって継続審議となっており、与党側は「議論は尽くされた」として採決を求めました。
これに対し国民民主党は採決に応じる考えを示しましたが、立憲民主党は「国民投票に伴うCMやインターネット規制の審議を同時に行うべき」として採決には応じない姿勢を崩していません。来週26日に再び議論を行う予定です。