タイ“王室改革”憲法改正案 国会で否決
学生らによる反政府デモが続くタイで18日、デモ隊が支持していた王室改革を可能にする憲法の改正案が国会で否決されました。今後、抗議活動が激化するおそれもあります。
タイでは、学生らが憲法改正や王室改革などを求め大規模なデモを続けています。こうした中、タイの国会で18日、与野党や民間団体が提案した7つの憲法改正案の採決が行われ、このうち学生らが支持していた王室改革を可能にする改憲案については、否決されました。
デモ参加者「民意を尊重していなく失望した。この国が変革を必要としていることを示したい」
反発を強める学生らは今後もデモを続ける構えで、警官隊や王室支持派との間で緊張状態が続くことになります。