普段は店でしか食べられない有名店の味を、自宅で気軽に楽しめる取り組みが広がっています。

上質な香りのホワジャオを使用し、しびれがやみつきになるという、こだわりの担担麺。その味で、「１７５°ＤＥＮＯ担担麺」はグルメサイトが選出する１００の名店に２年連続で選ばれました。

全国１１の店舗でも味わえますが、今回、お取り寄せ鍋専門店とのコラボが実現。宅配鍋のセットにはホワジャオや担々スープ、麺もついていて、じびれてウマからい店の味が、自宅で鍋として楽しめるようになったのです。

１７５°ＤＥＮＯ担担麺・桐越大エリアマネージャー「いまコロナ禍で非常にみなさん厳しい思いをされていると思います。少しでも元気に、少しでもみなさまが笑顔になっていただけるようにと」

販売は期間限定で、お取り寄せ鍋専門店のサイトなどから購入できます。

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自宅で食べられる有名店の味は他にもあります。数々の著名人や、政治家も訪れているという、都内の高級料亭「東京吉兆」。コロナ禍で弁当のテイクアウトを新たに始めました。

四季折々の食材が使われ、季節のご飯とすき焼きがいっぺんに味わえるぜいたくな弁当。

帝国ホテル店・仙洞田直也支配人「いかにお店と同じ味を届けるかというところを一番にしておりますので、お店で使っているものをそのままお弁当の中に詰め込んだという形になります」

作り置きはせず、店で食べるのと変わらない、吉兆の味を感じられるということです。

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千葉県の百貨店では、こんな取り組みも。売り場に並ぶ弁当の数々。これまでも家に買って帰れば、有名店の味を楽しめましたが、新たに、今月から、事前にネットから予約をすれば閉店後の午後９時まで弁当を受け取れるサービスを始めました。

高島屋・柏店、高田明宏店長「デパ地下で老舗、名店のみなさまと一緒にクオリティーの高いお弁当をお客様に、地域のお客様にお届けしていきたいなと思っております」

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そして、めったに食べられないあの味も、おうちで楽しむことが可能に。

ＡＮＡケータリングサービス外販事業部・中村昌広さん「国際線のエコノミークラスの機内食を１２個詰め合わせたセットを販売しております」

なんと、全日空では機内食を販売。公式通販サイトなどから購入することができ、これまでに販売した、およそ９万食分はすぐに完売したといいます。

ＡＮＡケータリングサービス外販事業部・中村昌広さん「『まさか機内食が自宅で食べられるようになるとは』とか『こんな時だからＡＮＡさん応援してます』とか非常にあたたかい声。ありがたいことだと思っています」

次回の機内食の販売は、来月３日を予定しているということです。