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餃子、焼き鳥、せんべろ…家で居酒屋気分

2021年2月1日 19:00
餃子、焼き鳥、せんべろ…家で居酒屋気分

外出自粛や営業時間の短縮要請で大きな打撃を受けている飲食店。倒産に追い込まれる店も相次いでいます。苦境に立たされている居酒屋が、店の看板メニューや宴会気分を自宅で味わえるなど、新たなサービスに乗り出しています。

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こんがりとした焼き目がなんとも食欲をそそる餃子。こちらの居酒屋ではビールの相棒として人気の看板メニューですが…時短営業などにより売り上げが厳しい状況に。そこで、先月から始めたのが――

「肉汁餃子のダンダダン」照井光一料理長「冷凍餃子の販売ですね。ステイホームでもダンダダンの味を楽しんでいただけるように取り組みました」

初めて餃子をスーパーで販売することにしたのです。都内のスーパーに行ってみると、ぎっしりと並べられた「居酒屋の餃子」。

お客さん「今やっぱりコロナで自粛しないといけない感じなのですごくいいと思う。本格的な味が家でも食べられてすごいステキだなと」「店の人も助かるし、私たちもうれしい」

居酒屋の味を自宅でも味わえると、売れ行きは好調だということです。

こうした「居酒屋気分」を満喫できるサービスは他にも。全国に居酒屋チェーンを展開する「養老乃瀧」が始めたのは、オンラインでの飲み会サービスです。居酒屋でのコミュニケーションがとれない今、「飲みの席」を提供したいと、オンライン上に店舗をオープンしました。一見普通の「オンライン飲み会」に見えますが、居酒屋気分を味わえるポイントが。

養老乃瀧 広報・長島一誉さん「我々のセントラルキッチンから料理の提供を申し上げて、手軽にお店の料理をご自宅で再現することができる」

予約すると焼き鳥や刺し身など、店の料理が自宅に届くのです(クラウド宴会 4000円・送料込み)。まさに自宅が「居酒屋」に。さらに、席の移動も簡単に。自由にテーブルを移動して別のグループとの会話を楽しむこともできます。

養老乃瀧 広報・長島さん「今までだったら普通に歓迎会とかできたところが今なかなかそれも難しい状況になっています。そうしたものを再現する。みなさん同じものをお召し上がりになりながらコミュニケーションを深めていただければ」

「居酒屋気分」を味わいたいと、こんな商品も人気となっています。

ライソン 広報・三上紅美子さん「千円でべろべろに酔えるほど安く飲める。おうちで“せんべろ気分”を満喫できたらいいよねという思いから開発したアイテム」

その名も「せんべろメーカー」(8250円・税込み)。焼き鳥に、おでん。熱かんまで、飲んべえにはたまらないアイデア家電です。昨年末に発売されると、初回生産分は予約で完売。30代から50代に人気だということです。

ライソン 広報・三上さん「ストレスをおうちにいてため込むのではなくて、こういったアイテムを使いながら、おうち時間を楽しく過ごしていただければと思います」

コロナ禍の今、「居酒屋気分」を満喫できる新サービスが広がりを見せています。

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