組織委 新会長の選任へ「検討委員会」設置
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、新たな会長の選任に向け検討委員会を設置したことを明らかにしました。
武藤事務総長「会長選任はやはり国民にとって透明性のあるプロセスでなければならない。それによって選考の説明責任を果たすべきだ」
組織委員会は12日の会合で新会長を決めることは見送り、「選考検討委員会」を立ち上げました。
委員長は、現在、組織委員会の名誉会長である御手洗冨士夫氏が務め、委員の数は1桁で現在の理事から選び、男女の比率をほぼ半々とするということです。メンバーはアスリートを中心に「国、東京都、JOCの関係者にも入ってもらう必要がある」としました。
この検討委員会で候補者を選び、理事会を経て、正式に新たな組織委員会の会長を決定しますが、具体的な決定の時期については言及を避けています。
一方、組織委員会は、大会ボランティアを辞退した人が11日夜までにおよそ740人にのぼったことを明らかにしました。