大分市の店舗利用した子ども3人「O157感染」関連は… 「ペッパーランチ」で体調不良者
ステーキチェーン「ペッパーランチ」の一部店舗でハンバーグを食べた客に下痢や嘔吐などの症状が相次いでいます。こうしたなか、大分市の店舗を利用した子ども3人が、「O157」に感染していたことが新たにわかりました。関連は…。
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30日夜、東京都内にあるステーキチェーン「ペッパーランチ」の店舗で店頭にあったのは、ハンバーグメニューの一時販売休止を伝える張り紙です。33品中、14品を占めるハンバーグのメニューが29日から販売休止となっていました。
その理由について、ペッパーランチの運営会社「ホットパレット」は「ご来店いただいた一部のお客様より、下痢・嘔吐等の症状が確認されております」としています。
ハンバーグを食べた人が相次いで体調不良を訴えているのです。
アツアツの鉄板にのった肉やハンバーグを自分で焼きながら楽しめるペッパーランチの鉄板を使ったメニュー。使用する肉には、こだわりがあるといいます。
ペッパーランチのホームページより
「常に新鮮で切り立でのジューシーなお肉を使用します」
ペッパーランチは全国180余りの店舗を展開しており、体調不良者が出たのは鹿児島県、山口県、大分県にある3店舗です。今月14日から22日までの間に利用した5人が下痢や嘔吐などの症状になったといいます。原因についてはまだわかっていません。
こうしたなか30日、大分市の保健所は、2人の子どもがO157に感染したことを明らかにしました。先週も子ども1人が感染したと発表していて、3人とも大分市の店舗を利用していたということです。
ただ、3人は他でも外食をしていて、因果関係については現在調査中としています。
ペッパーランチの運営会社は発生原因の特定に努め、体調不良を感じた客に申し出てほしいと呼びかけています。
(10月30日放送『news zero』より)