住宅の被害集中…宮城・山元町で“雨対策”
13日午後11時すぎ、福島県と宮城県で最大震度6強を観測する地震がありました。宮城県ではこの後予想される雨への警戒を強めています。
住宅の被害が集中した宮城県南部の山元町では、午前10時前から雨が降り始めました。瓦が落ちるなどした住宅では、シートで屋根を覆うなど“雨対策”が行われていました。
宮城県などによりますと、住宅被害は県内で191棟。このうち184棟が山元町だということです。
一方、東北新幹線は全線再開までに10日前後かかる見込みで、JR仙台駅の東京へ向かう臨時バスの乗り場には、行列ができていました。
臨時バスの乗客「夜行バスもなかった。高速バスの予約がとれたので、これから乗る」
JRバス東北によりますと、15日と16日の東京行きのバスは完売しているということです。