震災から10年へ 警察署で災害時救出訓練
東日本大震災から10年になるのを前に、大宮警察署で17日、災害時などに車両に閉じ込められた人を救出する訓練が行われ、署員らが懸命な作業にあたりました。
17日午後、大宮警察署で行われたのは、災害などで廃車となった車両の買い取りなどを行う会社が提供した車両を使った救助訓練です。
車が立ち往生し、運転席に意識のない人が取り残された想定で、署員らが工具で後部座席の窓ガラスを割って運転手に見立てた人形を救い出し、担架で搬送していました。
また水害などでドアが開かない想定の車の天井に工具で穴を開けるなど、警察署にある工具での対応を確認していました。