橋本新会長“観客数上限は3月25日めど”
東京オリンピック・パラリンピックの観客数の上限について、組織委員会の橋本会長は、聖火リレーがスタートする3月25日前後に方向性を示すことを明らかにしました。
橋本会長は25日、スポーツ庁を訪れ、室伏長官に就任のあいさつをし、大会の成功に向けて連携していくことを確認しました。
会談のあと、記者団から観客数の上限を決める時期について問われると、橋本会長は、「観客の全体像を打ち出すのはできる限り早い方が良い」、「聖火ランナーが走るということは開催に向かって走って行く。その辺りのタイミングは大事だなと思う」と述べ、3月25日前後に方向性を示すことを明らかにしました。
組織委員会の幹部によりますと、外国人観客については3月中に、国内の観客は感染状況も見極めて4月末ごろにと、段階的に決めていくことを検討しているということです。