民家まで火の手50m…朝から消火活動再開
栃木県足利市の山火事は、発生から6日目に入りましたが、まだ燃え続けています。
足利市の両崖山と天狗山にまたがる山火事は25日も燃え広がっていて、足利市によりますと、これまでにおよそ100ヘクタールの山林が燃え、207世帯に避難勧告が出されています。
乾燥と風によって飛び火しているということですが、火元は両崖山近くのハイカーの休憩所とみられ、火事の直前に近くを通った人は「たばこを吸っている人がいた」と話しています。
大岩町では25日、民家と火との距離がおよそ50メートルに迫る地点もありましたが、いまのところけが人は出ていません。
足利市長は収束には1、2週間かかる可能性を示していて、26日も午前6時過ぎから自衛隊のヘリが活動するなど消火活動が引き続き行われます。