足利山火事 地上から人の手で火だね消火へ
栃木県足利市の山火事は、発生から7日目に入りましたが延焼し続けています。
足利市の両崖山と天狗山にまたがる山火事は26日も範囲が広がり、市によりますと26日午後6時の時点でおよそ106ヘクタールの山林が燃えています。
市内では26日朝になって火の手が迫り、避難勧告が追加された本城地区などあわせて305世帯が避難の対象となっていて、26日午後10時の時点で8世帯14人が避難しています。いまのところけが人はでていません。
火元は両崖山近くのハイカーの休憩所とみられ、ここ数日の乾燥と風により広範囲に飛び火していましたが、足利市長は26日の会見で「状況はコントロールできている」と話しました。
27日からはヘリコプターによる放水を継続しながら地上から山に入って人の手で火だねを消していき、早ければ週明けの鎮圧をめざすということです。