東京都279人感染 減少スピード鈍化
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が出されている東京都内で、新たに279人の感染が確認されました。
東京都内の新たな感染者は、10歳未満から90代までの279人で、2日ぶりに300人を下回りました。
直近7日間の感染者数の平均は、269.1人となり、先週木曜日の279.7人から減少はしていますが、前の週の96.2%にとどまり、減少スピードは鈍化していて、東京都が感染抑制の目安としている「7割以下」を15日連続で上回っています。
年代別では、20代が71人で最も多く、およそ25%を占めていて、都の担当者は、「春休みや卒業旅行などで若い人の感染が増える恐れがある。緊急事態宣言が続いていることを意識した行動をして欲しい」と話しています。
一方、重症者は3日から1人減って51人でした。