東京大空襲から76年 戦災の犠牲者を弔う
およそ10万人が死亡したとされる東京大空襲から76年を迎え、墨田区の東京都慰霊堂では、戦災や関東大震災の犠牲者を弔う法要が営まれました。
東京都・小池知事「こうした戦争や災害の記憶を、決して風化させることなく、次の世代へ語り継いでいく責任があります」
今から76年前の1945年3月10日、アメリカ軍によって行われた大規模な空襲により、東京の下町エリアを中心に火災が広がり、非戦闘員などおよそ10万人が犠牲になったと言われています。
法要は、新型コロナウイルス対策で、去年に続いて人数を限定して行われ、参列者は静かに手を合わせて犠牲者を悼んでいました。