福島を一つに…夜空照らす1万発の「花火」
原発事故で3万5000人以上が避難生活を続ける福島県で11日午後、福島を一つにつなげる1万発の花火が県内各地で一斉に打ち上げられました。
午後6時半ごろ、福島県の夜空を照らした花火。最初は新型コロナウイルスの最前線で戦う医療従事者へ感謝の気持ちを表した「青色」の花火が県内各地の夜空を彩りました。
福島県の16市町村20か所で一斉に打ち上げられた花火は、その数およそ1万発。節目の11日、同じ時間に空を見上げて“福島県を一つにしたい”という思いが込められています。
夜空を彩る花火を見て東日本大震災を振り返り、当時を知らない子供たちに震災を伝えるきっかけにしてほしいということです。