民家の庭にハクチョウ 群れからはぐれた?
茨城県水戸市。民家の庭にいたのは大きな白い鳥。ゆっくりと歩いて来ますが、どこかきょろきょろとしている様子。
「おいでおいで、上手上手」と声をかけると、門から外へ出て行きました。
日本野鳥の会に映像を見せたところ、ハクチョウの一種「オオハクチョウ」だという鳥。近くにいたのは、1羽だけではありませんでした。
すぐ近くの道路には別のハクチョウがいました。地面すれすれを飛びながら進んでいきます。
動画を撮影した川井恵美さん「1羽かなと思って門まで誘導したら、こっちにもいるよって犬を散歩してた人が言ってくれて」
実はこの直前、自宅の屋根の上に何かが落ちたような音を聞いたという撮影者。上空を飛んでいたハクチョウが群れからはぐれて落ちてしまったのではないかと心配し、近所の池まで誘導しようと試みます。
「わかった?道。大丈夫かな?」
動画を撮影した川井恵美さん「前の道路にバスが通過するんですよ。なのでバスが来ないうちに、こっちこっちって気持ちで」
その後、なんとか池に到着。
さらに、道路にはもう1羽の姿も。頭から首のあたりが黒い鳥は、生後1年程度の若いハクチョウだといいます。
撮影者によりますと、3羽ともけがはしていないようだったと言いますが、16日朝に池を訪れたところ、ハクチョウたちの姿は確認できなかったということです。