原爆ドーム補修作業終了 足場の撤去始まる
広島市の原爆ドームで行われていた補修作業が終わり、去年10月からドームを覆っていた足場の撤去が始まっています。
原爆ドームの最上部でむき出しとなった鉄骨が、こげ茶色に塗りなおされました。被爆当時を再現しています。
保存工事は1967年から定期的に行われ、今回が5回目です。ドーム部分や、らせん階段を塗装したり、柱のひび割れを補修しました。足場が外れ、ドーム全体が見られるのは去年10月以来です。
12歳で被爆「悲惨なドームの色に、少しは近くなってるから、前よりもずいぶんいいんじゃないかと思います」
広島市によると、今月26日までには、足場の撤去など現地での全ての作業を終える予定です。