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千葉県知事選 前千葉市長の熊谷氏が初当選

2021年3月21日 23:50
千葉県知事選 前千葉市長の熊谷氏が初当選

現職の任期満了に伴い12年ぶりに新人どうしの争いとなった千葉県知事選挙は、前千葉市長の熊谷俊人氏が初当選しました。

千葉県知事に当選した熊谷俊人氏「コロナ禍における県政のかじ取りを託していただいた。その責任、極めて重く受け止めております。コロナで苦しいときだからこそ、私は県民の皆さま方が団結をしていくときだというふうに考えています。その団結の中心になれるように、私自身が自らの言葉で県民のみなさまにお訴えをし、そして県民の皆さま方とお力を県づくりに結集できるように最大の努力をして参りたいと思います」

千葉県知事選挙で当選した熊谷氏は43歳。千葉市議会議員をへて、2009年から千葉市長を務め、県知事選への出馬のため任期途中に辞職していました。

選挙戦では、新型コロナ対策としてPCR検査拡充や速やかなワクチン接種体制の構築、そして2019年の台風被害の復興を目指した災害に強い県づくりなどを訴え、3期12年務めた千葉市長としての知名度を生かして幅広く支持を集めた形です。

また、熊谷氏は立憲民主党や国民民主党などの県組織や自民党や公明党の一部の国会議員からも支援を受け、自民党推薦の候補らを引き離して、終始選挙戦を優位に進めました。

なお、最終の投票率は38.99パーセントとなり、前回より7.81ポイント上昇しました。

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