今期限りの退任を表明した森田健作知事の任期満了に伴う千葉県知事選挙が４日に告示され、これまでに過去最多の新人８人が立候補しました。

無所属新人　前千葉市長・熊谷俊人氏（４３）「戦略的なＰＣＲ検査の拡大を千葉県中にひろげて、県独自の、お国がお国がではなくて、自分の考えで自分の現場をみて対策をする、当たり前のコロナ対策をしっかりと進めてまいります」

無所属新人　推薦・共産　共産党職員・金光理恵氏（５７）「真っ先に取り組まなければならないのは、もちろんコロナウイルス対策です。科学的な知見に基づいて、きちんとＰＣＲ検査、希望者全員無料で受けられるようにしましょう」

無所属新人　推薦・自民　前千葉県議・関政幸氏（４１）「市町村をつなぐ、国をつなぐ県の役割、リーダーシップを発揮してまいります」「コロナ禍だけでなくて、コロナ後もしっかりと支援をして、皆さまの暮らしとお仕事、あらゆる手段で守ってまいります」

午前１０時半現在、千葉県知事選挙にはこのほか、後藤輝樹氏（３８）、加藤健一郎氏（７１）、皆川真一郎氏（６６）、平塚正幸氏（３９）、河合悠祐氏（４０）の５人も立候補しています。

今回の知事選は、現職で３期目の森田知事が今期限りで退任するため、１２年ぶりの新人同士の争いです。選挙戦では、新型コロナウイルスへの対策や、２０１９年の台風などでの被災地の復興、そして、森田県政で台風への対応が批判を浴びた危機管理のあり方などが争点となる見通しです。

千葉県知事選挙は今月２１日に投開票が行われます。