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相模原市 やまゆり園で“パラ聖火”採取へ

2021年3月23日 12:19

東京パラリンピックの聖火について神奈川県相模原市は、5年前に19人が殺害される事件があった障害者施設「津久井やまゆり園」で、もとになる火を採取する方針を決めたことがわかりました。

東京パラリンピックの聖火は、全国各地で地域の特色を生かした方法で火を採取し、県ごとに集めてから東京に送り、聖火台にともされる予定です。

神奈川県の相模原市は、5年前、入所者19人が殺害された障害者施設「津久井やまゆり園」で火を採取する方針を決めたということです。パラリンピックの理念である共生社会の実現を目指し、差別をなくすことを世界に向けて発信する狙いです。

市は、県を通じて大会組織委員会に報告し、最終的な調整を行っていて、今後、火を採取する具体的な方法などについて、犠牲者の遺族などの意向も踏まえて決めるということです。