宣言解除後初の日曜日“桜”名所で人出増加
新型コロナウイルスの第4波への不安が広がる中、東京都内の桜の名所では、緊急事態宣言解除後、初の日曜日となった28日、先週よりも人出が増加しました。
22日に緊急事態宣言が解除されて初めての日曜日となった28日、都内では313人の新型コロナへの感染が確認され、9日続けて前の週の同じ曜日の人数を上回るなど、依然、増加傾向が続いています。
通勤客からは、解除後の生活についてさまざまな声が聞かれました。
通勤客「解除されたからといって自分の生活は変わらないので、収まるのを待つしかないかなという感じはあります」
通勤客「少人数でも、ちょっとくらい心に余裕というか、遊びができたらいいかなと思ってますけど。割と我慢してきた方だと思ってるんで」
携帯電話の位置情報の解析によりますと、全国の桜の名所の28日午後3時台の人出は、1都3県が宣言中の1週間前と比べて、東京・井の頭公園で103.5パーセント、上野公園で53.6パーセント増えるなど、多くの地点で増加しました。