パワハラ相談員が部下にパワハラ…懲戒処分
厚生労働省は4年前、部署内のパワハラ対策を担っていた男性職員が、部下の男性に暴言を繰り返すなどのパワハラ行為をしていたとして、懲戒処分にしました。
減給1か月の懲戒処分を受けたのは、2017年当時、厚労省の社会保障担当参事官室で室長補佐をしていた男性職員です。
厚労省によりますと男性職員は部署内のパワハラ対策を担当する相談員でしたが、異動してきた部下の男性に対し、「死ねっつったら死ぬのか」「お前何さまのつもりだ」「つぶしてもいいの?」などと暴言を繰り返したということです。
部下の男性はうつ病を発症して厚労省を退職し、今月、公務災害と認定されていました。
厚労省は、「今後、同様のことが起きないよう再発防止に万全を期します」とコメントしています。