ファイザーワクチン厚労省部会できょう審議
日本国内初となる新型コロナウイルスのワクチンについて、厚生労働省の部会が12日、承認の可否を審議します。承認との結論がでれば、来週17日にも医療従事者への接種が始まる予定です。
厚生労働省の部会は12日午後6時から行われ、専門家らがアメリカの製薬大手ファイザーのワクチンの有効性と安全性を審議します。
ファイザーは、治験で、新型コロナウイルス感染症を発症する割合を、95パーセント下げる有効性が確認されたとしています。
厚労省は、海外で承認されていることなどを条件に、一部資料の提出を猶予する「特例承認」の形で審査してきました。
12日、部会で、「承認して差し支えない」と判断されれば、15日にも、厚生労働大臣が正式に承認します。
ワクチン第1便は、14日にも、ベルギーから成田空港に到着する見込みで、17日に医療従事者への「先行接種」が始まる予定です。