「聖火」大阪市内は公道走らない方向検討も
東京オリンピックの大阪府での聖火リレーについて、組織委員会などは、新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」が適用された場合、大阪市内では、ランナーが公道を走らない方向で検討していることがわかりました。
東京オリンピックの大阪府での聖火リレーは、今月13日と14日に行われる予定です。新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」を、来週5日から1か月間、大阪府などに適用する方針となったことを受け、組織委員会などは、14日の大阪市内でのリレーについて、公道でのリレーは中止し、無観客でセレブレーション=到着式のみの実施を検討していることがわかりました。
これは、緊急事態宣言が出された場合を想定した対応に沿ったもので、ランナーが走る場合でも、公道ではなく、公園や施設など観客が集まらないようにすることを検討しているということです。
一方、大阪市以外の地域では、予定通り公道を走る聖火リレーにする方針です。組織委員会と大阪府の実行委員会が最終的な検討を進めており、正式に決まれば組織委員会が発表する予定です。