厚労省“コロナ検査”体制整備を全国に指示
厚生労働省は1日、新型コロナウイルスの次の感染拡大に備え、これまでの最大感染者数の2倍程度を想定し、PCR検査などの検査体制を整備するよう全国の都道府県に指示しました。
厚労省は、爆発的な感染拡大が起こることを想定し、各都道府県に対し、検査体制をさらに強化するよう指示しました。具体的には、各自治体で過去に確認された1日の新規感染者の2倍程度の患者が発生した場合に、想定されるPCR検査などの件数を調べるよう求めています。
また、高齢者施設について、過去にステージ3相当の感染が2週間程度あった自治体に対し、集中的な検査がどの程度見込まれるのかなどを調べ整備するよう求めました。
厚労省は各都道府県に今月23日までの報告を求めています。