JR東海 車軸11本に「目安超の圧力」 在来線の一部に影響
JR東海は、在来線の車両の車輪と車軸を組み立てる作業で、目安を超えた圧力がかかっていた車軸が11本あったと発表しました。
JR東海はJR貨物のデータの改ざん問題を受けた国土交通省の指示により、新幹線と在来線の車軸、およそ1万1880本の緊急点検を行いました。
その結果、在来線の車軸11本で社内の目安を超える圧力がかかっていたことがわかったということです。
この11本を交換するため、14日は、「特急しなの号」や「特急ひだ号」など、在来線の一部で車両の数を減らして運行しているということです。
JR東海によりますと、データは改ざんされておらず、圧力が目安を超えた際の対応を明確に定めていなかったことが原因だとしています
一方、東海道新幹線については点検の結果、問題はなかったということです。