調布陥没“工事要因”最終報告書受け説明会
東京・調布市の住宅街で陥没や空洞が相次いで見つかった問題で、NEXCO東日本は、有識者委員会の工事の施工が要因とする最終報告書を受け、2日、住民への説明会を行いました。
この問題は去年10月、調布市でトンネル工事が行われていた真上の住宅街の道路が陥没し、その後、地中3か所に空洞が見つかったもので、NEXCO東日本の有識者委員会は先月、現場の特殊な地盤の中で工事に使った薬剤が原因と結論づけていました。
NEXCO東日本は2日の住民説明会で、陥没などの原因などに加え、ゆるんだ地盤補修の方法について説明しました。
家を新築したばかりの住民「今ある家を壊して更地にして、それから地盤を補修をして、直った後にまた新しい家を建てて、そこに住むということになるんでしょうか」
NEXCO東日本の担当者「一度取り壊しをさせていただいて(地盤の)改良工事を実施させていただきたい」
NEXCO東日本は、補修には地上を更地にするため一部住民らに一時的な引っ越しが必要としていて、今後も理解を求めていくとしています。