大阪・吉村知事“聖火持ち走れる措置”を
大阪府の吉村知事が3日朝、NNNの報道番組に出演し、大阪市での中止が検討されている聖火リレーのランナーについて、「聖火を持って走れる措置を取りたい」と述べました。
「まん延防止等重点措置」が大阪市に適用されることを受け、吉村知事は、今月14日に大阪市で予定されている東京オリンピックの聖火リレーを中止する方針を示し、組織委員会と大阪府の実行委員会が最終的な検討を進めています。
吉村知事は3日朝、NNNの報道番組「ウェークアップ」に出演し、参加予定のランナーに対する代替措置を検討する方針を示しました。
吉村知事「(聖火リレーへの参加を)1年前から楽しみにしている方がいるのは分かっているので、(大阪市内でのリレー中止の)代替措置として、聖火を持ってランナーの方が走れる措置を作っていきたい。その準備を今やっています」
一方、大阪市以外での聖火リレーについては、感染対策を徹底した上で実施する考えです。
また吉村知事は、大阪市内の飲食店などでのマスク着用を、利用者に義務付ける条例化も視野に検討していると述べました。