教員の不適切指導で“自殺”訴え 遺族らが実態把握など求め要望書提出
教員の不適切な指導などにより子どもが自殺したと訴える児童生徒の遺族らが、実態把握などを求め要望書を提出しました。
遺族「正しい情報を吸い上げて、正しい実態を知っていただきたい。一人の命の重みを考えていただきたい」
大声で怒鳴ったり、必要以上に繰り返し注意したりするなど、教員の不適切指導などが原因で子どもが自殺したと訴える児童生徒の遺族らが29日、こども家庭庁と文科省に要望書を提出しました。
要望書では、こどもの自殺の原因究明や分析、再発防止策を確実に行うことや、不適切な指導について、全国的な実態調査を実施することなどを求めました。
また、自殺の原因調査において、中立性や透明性が保たれた第三者による調査体制の整備なども要望しています。