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まん延防止開始 対応に追われる飲食店

2021年4月5日 17:06
まん延防止開始 対応に追われる飲食店

新型コロナウイルスの感染が急拡大している大阪、兵庫、宮城の3府県では、5日から緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」が全国で初めて適用されました。大阪・道頓堀から中継です。

大阪では、飲食店に対してマスクをしていない客の入店拒否や、飛沫を防ぐアクリル板の設置などが求められていますが、飲食店側からは「アクリル板が届かず間に合わない」などの声があがっています。

まん延防止措置の対象となった大阪市内では5日から来月5日までの1か月間、大阪府知事が、飲食店に午後8時までの時短営業や飛沫を防ぐアクリル板の設置などを要請しています。4人以下での「マスク会食」の徹底も求められ、飲食店ではできる限りマスクを着用しながら飲食をする客の姿がみられました。

利用客「ちょっと違和感があるが、慣れたら食べられないことはない」

銀平 心斎橋店・稲田真太郎店長「こまめに注意するだとか、どこからどこまでという基準が難しいので、なかなか声をかけるというところまでは難しい」

行政からの要請やその後の命令にも応じない店には、20万円以下の過料を科すことができ、大阪府と市は5日から、市内にあるおよそ4万店舗の飲食店を見回り、感染症対策の調査をします。