拉致被害者家族「時間ない」日朝会談開催を
来週予定されている日米首脳会談を前に北朝鮮による拉致被害者の家族らは7日、菅首相と面会し、北朝鮮に対し、日朝首脳会談の開催を一刻も早く働きかけるよう求めました。
菅首相「日本にとって拉致問題がいかに重要であるかということを(アメリカ)大統領に直接訴え、何と言っても日本が主体的に動かなければなりません」
面会で、拉致被害者・横田めぐみさんの母・早紀江さんらは政府に対し、北朝鮮に一刻も早く日朝首脳会談の開催を働きかけるよう求めました。
横田早紀江さん(85)「(アメリカ大統領に)家族の本当の気持ちをもう一度、念を押して被害者救出のために、(首相に)本当に全力を傾けていただきたいことをお伝えしました」
家族らは高齢化が進み時間がないことをあげ、政府として「期限つき」で解決に向けて取り組んでほしいと訴えました。