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小池知事“大都市圏との往来自粛”呼びかけ

2021年4月10日 0:06
小池知事“大都市圏との往来自粛”呼びかけ

「まん延防止等重点措置」の適用の決定を受け、東京都の小池知事は、関西で拡大する変異株への強い危機感を示し、大都市圏との往来の自粛や、ゴールデンウイークの旅行を延期するよう呼びかけました。

小池知事「感染力が極めて強い変異株N501Yの脅威に直面しています。人の流れ、人流を抑えていくことが重要です。変異株で感染が拡大している大都市圏との往来はお控えください。GW中の旅行もすみません、延期してください」

小池知事は、「人流の抑制が最優先だ」として、変異株の感染が拡大している大都市圏との往来や、県境を越えた外出の自粛を要請し、「出張やGWの旅行も控えてほしい」と呼びかけました。

東京都は、来週12日から1か月間、23区と八王子、立川、武蔵野、府中、調布、町田市の飲食店などに、夜8時までの営業時間の短縮を要請し、会話の際にはマスクの着用を徹底する「マスク会食」も求めます。協力した店には、売上高に応じて、1日あたり最大20万円の協力金を支給します。対象区域以外の飲食店にも、引き続き夜9時までの時短営業を要請します。

また、都は、クラスターが発生しやすい飲食店や大学の寮などで定期的な検査も実施し、第4波の感染再拡大に備えます。