箱根に咲く「富士山」?湖畔の一本桜満開
桜前線は記録的な早さで北上中です。都内などではすっかり葉桜となりましたが、現在、神奈川県箱根町「芦ノ湖」のほとりで見頃を迎えている桜があります。
神奈川県箱根町。芦ノ湖のほとりで雄大に咲くのは、高さが約12メートル、樹齢は約100年のオオシマザクラです。湖畔の冷たい風を受けるため、他の桜よりも開花が遅く、12日に満開を迎えました。
それでも去年より10日も早い満開で、記録的な開花の早さはこちらも同様です。
「湖畔の一本桜」と呼ばれ親しまれていますが、実は1本の木ではありません。5本の桜を寄せ植えすることで、巨木に見えるようになっています。広がる枝は22メートルほどあり、末広がりの姿はまるで雪をかぶった富士山のような美しさです。
湖畔の一本桜は今週末まで見頃だということです。