ヤングケアラー支援に 100万円匿名寄付
14日、兵庫県・芦屋市役所に訪れた1人の男性。男性は窓口に手紙と封筒を置くと名前を言わずに立ち去ったといいます。
男性が残した封筒には「支援金」の文字が。中に入っていたのはなんと現金100万円。手紙は市長宛てで、「芦屋市内のヤングケアラーへの支援に活用していただければ幸いです」などと書かれていました。
「ヤングケアラー」とは大人にかわって家事や家族の介護などを日常的に行う子供のことで、実は、寄付があった2日前に厚生労働省が初の実態調査を発表。進学や就職への影響が浮き彫りになったばかりでした。
芦屋市は取材に対し―――「頂いた寄付金につきましては男性の意向に沿って活用させていただきたいと考えております」