城東署 荒川水害に備え運輸会社と災害協定
東京の荒川下流域での大規模水害などに備え、警視庁城東警察署などは、江東区にある大手運送会社の支店と、災害時の施設使用について連携協定を結びました。
協定を結んだのは、荒川下流域の海抜ゼロメートル地帯を管轄する警視庁城東署や、第九機動隊などと、江東区にある「西濃運輸深川支店」です。
協定は、大規模水害などで警察施設が使用できなくなった際に、西濃運輸の施設を警視庁も使用できるとするもので、締結式に先だち、パトカーなどの警察車両を、西濃運輸の屋上駐車場に退避させる訓練が行われました。また、この協定では、西濃運輸の会議室や宿泊施設も提供されるということです。
木島伸介城東警察署長は、「江東区をはじめとした東京東部の低地帯は、災害リスクが高いと言われている。今後も官民連携した災害対策を推進していきたい」としています。